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肥後物産通信5月号「夏季産地研修のご案内」

 雨が多かった4月も、ようやく晴天続きとなりそうです。産地ではまもなく先刈が始まり、連休前後には新芽が芽吹く時期となります。

 さて今年も刈取り時期が近づいてまいりました。これまでの研修では、生産者の方にあまり負担がないようにとの配慮から入門的なスケジュールを組んでまいりましたが、参加された方々より「もう少し本格的に体験をしたい」との声もあり、これまでの入門的なコースと、作業量が多い2つのコースを用意しました。また3日目は研修で撮影した写真を実際に自分のホームページにアップして、そのまま仕事に役立つページの作成というアイデアも頂き実践してみたいと思います。

 今回は少し実践的な要素を増やしましたが、基本は「 お客様への価値提案力を高める」としています。理論だけでなく刈取り作業の体験により、お客様に対してより品質の高いご提案につながるものと思います。是非この機会にご参加されますようご案内申し上げます。

 

日程:第1回目(基本コース)  7月2日(木)~4日(土)

   第2回目(体験重視コース)7月9日(木)~11日(土) 

研修場所:熊本県八代市及び氷川町い草農家、肥後物産 他 

目的:生産過程の一部を体験、また見学する事で品質の説明により幅を広げ、

   お客様への価値提案力を高める 

内容:

 1、い草刈り取り作業の一部体験又は見学 

 2、品質勉強会

 3、体験写真をホームページにアップ

 募集人数:

 1、基本コース 20人(農家1件に7人まで。見分け方の勉強会の時間を多くとります)

 2、体験重視コース 9人(農家1件に3人まで。朝も早く作業量が多くなります)

 

 費用: 参加費:1万円

 申込期日:531日(土)まで (定員になり次第締め切りとさせて頂きます)

      詳細につてはお問い合わせください。

 お問い合わせ:肥後物産株式会社 TEL0965-46-1131


◎ホームページ作成について

 今や、消費者が何かを買おうとする際には、「検索して調べて買う」というパターンが定着してきました。貴店のホームページが検索上位になるような価値ある情報を発信していきたいものです。またホームページを持たない方もこの機会に作成されてはいかがでしょうか。

3日目は今回の体験を仕事にどう生かすか?情報を整理してホームページに展開してみます。ここでは、以前、3年間の期間を定めてグーグルやITコーディネータ協会が推奨し、現在もKDDI、日本政策金融公庫、ドリームゲート(日本最大級の起業支援サービス)などが運営、後援するネット上のソフト(Jimdo)を使います。無線LANの環境は用 意しますので、可能な方はご自分のノートパソコンをお持ち下さい。

 

・ノートパソコンをお持ちでない方は、ご相談ください。

・新しいホームページアドレスを設定し、基本的なメニューを設定、写真をアップしてそのまま運用出来るところまで予定しています。(ひな形はこちらを使います

・無料版でもそのまま店のホームページとして活用できます。2年目以降は無料版か有料版かの選択が必要です。無料版では機能を削ることになります。

・作成したものは、そのままスマホ用に最適化が自動で行われますので、2つをサイズを作り分ける事も必要ありません。

・作成の案内については社内担当者(ITコーディネータ資格保有者)が行います。

 

◎今回jimdoを選択した理由

 現在、ホームページを作る事自体が簡単になり、今後求められるのは、効果的な文章の書き方や写真掲載の方法だと思います。訪問した人が使いやすいよう、気持よく利用してもらうためには、「簡単に作成出来る」の先の効果的な情報発信を考えていくべきと思います。

jimdoのメリットとして「運用のスキルを高めるものが充実している事」これが今回選択した理由の

一番です。

 

下記は経営の中でのホームページの位置づけについて、jimdo関連のサイトより参考まで抜粋したものですが、今回の研修をきっかけとして、これらを一緒に勉強していきたいものです。


「今後日本は、過去に経験したことがない経済環境を迎えます。それは、人口減に伴う長期的な

 マーケット規模の縮小という「日本全体の過疎化」という事態です。過去100年間で3倍近く増えた人口が、2050年までに約3割近く減る人口推移になります。平成24年度の国土交通白書によると、20代・30代の人口は、各地域で劇的に減少する状態を予測...つまり、今までのように経済成長することが前提でモノが売れる時代ではなくなるということです。

平成24年度の国土交通白書 第一部第一章(PDF:2,240KB)

それだけに、今後は消費者に対する事業者の姿勢としては、「供給のあり方」というより、「共感のあり方」を重視すべき時代となる可能性が高くなります。一過性のブームや画一的な大量生産による大手流通が厳しい環境になる一方、特定の地域と分野に特化し、生活者目線による価値創造を続け、長く細く愛される小規模事業者が、経済基盤の主流になる可能性を充分に秘めています。

こうした時代を迎えるにあたり、小規模事業者に求められるホームページへの取り組み姿勢として、次の2つの「人とのつながり方」がとても大切になります。

・・・(一部抜粋しました)」