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肥後物産通信1月号「産地研修の位置付けと伝えることについて」

産地研修(2017/2)の様子
産地研修(2017/2)の様子

 今年も春の産地研修を行います。研修の目的は「数年後の価値の違いが買い手によく伝わる知識の習得」ですが、この「価値をお客様に伝える」という取り組みにおいて、非常に参考になる対談記事が知致 2018年2月号にありました。 要約しますと、

 

 髙田 明(ジャパネットたかた創業者)氏の対談でしたが、北欧産の羽布団を販売する際に、スタジオでただ商品を説明するのではなく、現地までスタッフを連れて行き、卵が孵化(ふか)するところから親鳥になって羽毛をかるところまで、全部の工程を見てこられたとの事。そして番組の中に「現地で働く人の苦労、羽毛布団づくりに懸ける思い」を表現して伝えられたら爆発的に売れたという事です。

 「1つの商品に込められた努力や思いを伝えていく。それがブランド力を高めるのだと思います。」とコメントされていますが、まさにこのような姿勢で商品の提案がなされると、これまでと違った販売が可能になるように思います。

 

そして、販売する人の資質や姿勢についても述べられています。

致知2018/2より
致知2018/2より

 「基本的に私がMCを選ぶ時は、その人の伝える力よりも人間性を重視しています。うまく喋れなくてもいい。自然体で自分の気持ちを表現できる人。そして、仕事を通じて人間性をどんどん磨いていく人。人間力を高めていかないと絶対に一流になれません。」

 

「やっぱり情熱、パッション(激しい感情。情熱。)が要りますね。それなくして絶対に伝わらないのです。伝える時には非言語の目が喋り、表情が喋り、手が喋り、指が喋り、全身が喋る。そして情熱を持って語り続ける。これが一番大事な部分じゃないかなと思います。」 

 

知致 2018年2月号

新時代に勝ち残る企業のあり方」より

髙田 明(ジャパネットたかた創業者/V・ファーレン長崎社長)

 

とコメントされています。大変参考になる貴重なメッセージと思います。

このような事を参考にされて、今回の研修に参加されると収穫も大きいものになるのではと思います。皆様の成果が最大限になりますよう、弊社では準備をしてお待ちしています。