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肥後物産通信1月号「巣ごもり需要の開拓に向けて」

情報通信白書より
情報通信白書より

 昨年のコロナ禍における畳替え受注状況について、畳店様にお話を聞かせて頂いたところ、最初の緊急事態宣言が行われた4〜5月は全般に厳しい受注状況でしたが、6月からは除々に回復して、9月以降の秋からはほぼ昨年並に、また一部の畳店様では昨年を上回る受注件数となったところもあるようです。

 

 このような畳店様に共通している事は、現在の消費者の購買行動からみると、畳替えの「関心・興味」の次にくる「検索」「比較」において、以下の情報発信が優れているように感じます。

  • チラシ・DMの発行やホームページ・SNS等で情報発信をされている
  • コロナ感染対策を明記され、消費者の不安に対処されている 

 

 今年も、しばらくは自宅で過ごす時間は増え、畳の汚れや痛みに気付かれる機会は増えると思います。そこで「検索」となったときは、この機会を獲得したいものです。
一般に購買サイクルが長く10万円ぐらいの買い物の場合、買い手は検索でしっかり情報を集め、口コミ情報などを見てお店を決めると思われます。このような時代となりましたので、現在弊社では口コミ機能を備えた畳店様の紹介サイトを開発中です。イメージとしては、「じゃらん」や「旅の窓口」のようなものです。誠実なお店に、情報発信力が備われば、「お店も良し、消費者も良し」となるように思います。