難燃性(い草+ワラ床)

燃えにくい畳

畳の中心に当たる畳床は、稲わらをギュッ〜と圧縮させて作られています。

火をつけると一瞬で燃えてしまう紙きれ一枚でも、ねじった紙は広げた紙より燃えにくい性質があるように、圧縮させた稲わらを使った畳床は、火がつきにくく燃えにくい性質があります。

 

また稲わら床の畳は適度な湿気を含んでいるので、火を近づけてもすぐに着火することはありません。例え燃えることがあっても、火が一気に燃え広がるのではなく、ブスブスとくすぶる程度です。そして、植物から作られている床材なので有毒ガスも出ません

 

 この畳の難燃性については、消防庁も認定しています。